環境問題が大きく取り沙汰されている現代、リサイクルとは自分たちができる環境保護の手段の一つです。このリサイクルがきちんとされるよう法律で決められたものが家電リサイクル法です。エアコンは現代において、非常に多くの場所で使われている電化製品です。エアコンもきちんとリサイクルをし、環境問題に取り組む必要があります。
かつて一般家庭などから排出される廃家電製品の多くが、破砕処理の後に鉄などの一部の金属のみが回収され、あとの部分はそのまま埋め立て廃棄されていました。
家電リサイクル法とは、廃家電製品からすべての使える部品や材料をリサイクルすることで、ゴミの減量と資源の有効活用をして、環境問題に取り組もうという法律です。平成10年6月に制定され、平成13年4月に施工されたこの家電リサイクル法は、特定の家電製品に対し適用されます。対象となるのは以下の家電製品です。
消費者はこれらを廃棄する際に、製品を製造または販売した業者に引き取りを依頼して、リサイクル料金を払って処分します。
リサイクル料金の内訳は、以下のようになります。引き取り運搬するための料金 + 資源としてリサイクルするための料金 = 必要なリサイクル料 住んでいる地域によってリサイクル料金は変わります。また指定の場所まで自分で運搬するのであればその費用は必要ありません。
エアコンも家電リサイクル法の対象項目に入っているのでリサイクル料金が必要となります。ただし、エアコン販売業者などが、古いエアコンの取り外しの際格安で引き取りをしている場合があります。エアコンの取り外しや取り付けを依頼する際に確認してみましょう。